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2018年7月度FM802ヘビーローテーション・アーティスト 4人組カントリー&サーフポップバンド、Sunrise In My Attache Caseインタビュー



Sunrise In My Attache Caseインタビュー

 FM802はこの6月、ついに開局30年目に突入! そして開局以来、変わらずずっと続くのが毎月のヘビーローテーション、通称・ヘビロだ!! これはリスナーにFM802が自信を持ってプッシュする月ごとの推薦曲で、この7月は奈良を拠点とする4人組カントリー&サーフポップバンド・Sunrise In My Attache Caseの「Tell Me Why」が選ばれた。そこで、FM802の朝の顔であるDJ・大抜卓人が、楽曲同様にさわやかにインタビュー!……と思いきや、なんとメンバーが1人足りない。そんな波乱含みの幕開けだが、果たしてどんな話が飛び出すのか? そしてメンバーは全員そろうのか?? 最後までお楽しみください。

FM802 6月ヘビーローテーション Hump Backインタビューはこちらから>>>

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「ヘビロに選ばれた実感がまだないんです」

--あれ?今日は1人少ないですね。

和希(G):岡Pがいないです。

cubs(B):寝坊をかましてしまいまして……。

--連絡はつきました(笑)?

和希(G):「え!え!!何?……」って、起きたての声でした(笑)。

一同:(笑)。

--よくあるんですか?

Kazuya(Vo/G):普段一番しっかりしてるんですけど……。

和希(G):逆に僕らを待つ方ですね。

--では岡Pさんを待ちながら始めましょう。まずはヘビロ決定おめでとうございます!

cubs(B):びっくりしました。マネージャーから……。

和希(G):ラインで(ヘビロに)“決まったで”って。

cubs(B):で、“了解です”……みたいな(笑)。

和希(G):一瞬、何のことかわからんかった。



▲ Sunrise In My Attache Case『Tell Me Why』Music Video>


--ヘビロに決まって、自分たちの意識は変化しましたか?

cubs(B):今日もFM802の社員さんが“ヘビロのアーティストさんですね”って……。なんかそんな風に(大事に)扱われても……(笑)。

和希(G):“ごめんなさい!”って……(笑)。

cubs(B):でも、それくらいすごいことなんやなって。イベンターの方に“お前らすごいことやで。なめ過ぎやで!”って言われました。

Kazuya(Vo/G):なめてはないけどな(笑)。

cubs(B):まだ実感がないんです。

--これからジワジワくるんでしょうね。実際ラジオで流れているのは聴きました?

Kazuya(Vo/G):はい。“わ、かかってるわ!”って(笑)!

cubs(B):昔からFM802を聴てて、2004年とか2006年とかのヘビロ、めっちゃ聴いてました。あの口笛が印象的な……。

--あれやな、「Young Folks」(Peter Bjorn and John)やな。

cubs(B):めっちゃ懐かしい。あとダニエル・パウターの……。

--「Bad Day」!

cubs(B):ラジオで聴いてCD買いました。

--洋楽が好きなんですね。

cubs(B):聴くのは洋楽が多いですね。

Kazuya(Vo/G):僕も洋楽ですね。でも最初(聴いていたの)は青春パンクっすね。GOING STEADYとかガガガSPとか。高校生の時はああいう感じでしたね。

--今と全然違うやん(笑)!どうしたん?何があったん??

Kazuya(Vo/G):モテようとしたんです(笑)。

一同:(笑)。

cubs(B):一番わかりやすい!

Kazuya(Vo/G):1曲目からダイブしたこともありますよ。“歌えよ!”みたいな……(笑)。

--いつから今のスタイルに?

Kazuya(Vo/G):高校卒業してから洋楽に目覚めて、FALL OUT BOYっていうバンドを好きになって、いっきにポップパンクの方に進んで……。FALL OUT BOYが結構R&Bとかを意識してるバンドやったんで、そこから段々そういうものを聴いたりするようになったんです。

cubs(B):FALL OUT BOYは衝撃でしたね。

--何を聴いたんですか?

cubs(B):「I DON'T CARE」とか。

--俺も好きやったわ。あと「SUGAR, WE'RE GOIN DOWN」とか?

cubs(B):それ、めちゃバンドでコピーしました。

和希(G):あそこまで、めちゃ初期衝動があったよな。実は僕も青春パンクから入っていて、GOING STEADYが一番かっこいいと思ってます! 僕らの世代はインディーズミュージックがめちゃくちゃ上がってきた時やったんですよね。

Kazuya(Vo/G)MONGOL800が最初にきてね。

和希(G):そうそう!

--cubsさんは?

cubs(B):僕が最初にハマったのはoasisですね。中学の頃。それまではGLAYとかL'Arc-en-Cielとかスピッツとか……。

--和希さんはメタルも好きやったんですよね?

和希(G):出身が小豆島なんですけど、バンドするために大阪に行くってなったら、メタル好きの兄貴に“これやっといた方があとで役立つぞ!”って言われて、ピロピロピロピロ……みたいな(笑)。でもMETALLICAとかMEGADETHとかハマりましたね。MEGADETHがギタリストのオーディションの時に“タバコを吸いながら寝てて、指が焼けた”みたいなヤツを入れたらしくて、“狂ってるな~。いいな~!”って思って(笑)。

一同:(笑)。

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  1. バンドの始まりは、カナダ・バンクーバー
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「バンドの始まりは、カナダ・バンクーバー」

--さてヘビロですが、FM802のDJも選出に参加しているんですよ。で、ぶっちゃけると僕は、Sunrise In My Attache Caseさんの別の曲「Light The Fire」を押したんです。

3人:え~。

cubs(B):でも、それうれしいです。

--「Light The Fire」は日本語と英詞で、光のある強い曲。僕はヘビロになりそうやなって思ったんやけど……どう?

cubs(B):僕らも「Light The Fire」は好きやけど、一般受けするかどうかは、また別なんやろうなって(笑)。やっぱりキャッチーさは、イントロの感じとかも「Tell Me Why」の方が……(上)。

和希(G):ま、どっちかかな?って感じやったんですけどね。



▲ Sunrise In My Attache Case『Light The Fire』Music Video


--あと、おもしろいなって思ったのは、ものすごく西海岸の音だから、きっと海外が好きで、みなさん住んでたんかな?って思ったんですけど、そうじゃないんですよね。

和希(G)はい。めっちゃジャパニーズです(笑)。

cubs(B):Kazuya以外は海外に行ったことすらない(笑)。

--だから、共有するイメージはドラマとか映画なんですよね。「Tell Me Why」はどんなイメージやったんですか?

Kazuya(Vo/G):小豆島ですね。

--ちょっと待って! 俺、好きやで小豆島!!

和希(G):行ったことありますか?

--ありますよ。島に着いたらゴマ油のええ香りがして……。

Kazuya(Vo/G):和希の実家があるんで、帰省のついでに2人(Kazuyaと和希)で観光したんです。

--小豆島と言えば、そうめん!

和希(G):生そうめん!

--めちゃくちゃおいしい。

和希(G):なかぶ庵!

--そこ! あの近くはまた、おいしいお醤油もあって……。

和希(G):ヤマロク醤油!

--あれ、おいしいな~(笑)!

和希(G):ヤマロク醤油の社長は、僕の親父の元部下ですね。なかぶ庵も僕の先輩のお父さんがやってます。あの辺、ほとんど知り合いです(笑)。実は親父が、みやげ店の店長やったりするんです。

--そうなん! じゃ僕、行った時にお父さんにお会いしてるかも(笑)。 で、海外の話に戻るんですが、Kazuyaさんは最初、海外で別の人と2人で音楽を始めたんですよね?

Kazuya(Vo/G):最初、anoppeっていうギタリストがいて、2人でカナダに行って……。まだバンド名もなくて曲だけ作ってました。それがのちにSunrise In My Attache Caseになるんですけどね。

--なるほど。場所はどこですか?

Kazuya(Vo/G):バンクーバーです。昔、旅行に行って、いい街やなって思って、一回半年住んでみようと思ったんです。で、住んだのはロイヤルオークっていう住宅街と山が隣接する所で、大自然のある公園があって、歩いてたら女の子が一人でアコギを弾いてたんですよね。めっちゃ絵になるやん!って……でも、歌はヘタくそで(笑)。

一同:(笑)。

Kazuya(Vo/G):ほかにもローラーブレードで走りながら弾きながら歌ってる人とか……。

和希(G):それやばいな(笑)。

Kazuya(Vo/G):あと、アンプを背負って、それにボロボロのギターをつないでバスに乗ってくるホームレスもいて……。でも、その人はギターうまいんです(笑)。

--こっちはうまいんや(笑)!


(ここで取材をしていた部屋のドアが開き、岡Pが到着)

--あ、誰か来はりましたよ!

cubs(B):あ、来た!

岡P(D):僕、お弁当を頼まれまして……。

一同:(笑)。

和希(G):業者の方や。“岡弁”や(笑)。

--みんな、岡Pが遅刻するのは珍しいって言ってましたよ(笑)。

岡P(D):いや、もう言い訳は何もないです!ほんま、すんませんっ!!

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「バンドの拠点は奈良」

--では話を戻して(笑)、anoppeさんはいつ抜けられたんですか?

cubs(B):「Red Bull Live on the Road 2016」で優勝してからですね。

--じゃ、cubsさんと出会ったのはいつ頃?

cubs(B):ちょうどKazuyaがカナダから帰って来た頃に出会ったんです。

Kazuya(Vo/G):帰国して音楽スタジオで働き出したんですよ。で、そこのお客さんとしてcubsが来て……。

cubs(B):実は僕、Kazuyaが前にやってたバンドのファンやったんですよ。そのバンドがその当時、結構最先端のことをしてて“なんてカッコいいバンドがいるんや!しかも奈良出身やし!!”って思って。で、僕は勝手にCDデビューして東京に住んでるもんやと思ってたから、Kazuyaが“それ、俺やで”って言った時に“こいつ何言ってるんや。ウソつくな!”って思ってたんですよ(笑)。でも、デモをくれて、それ聴いたら“わ、本もんや!あの声や!!”ってなって……。も、そっからはペコペコですね(笑)。

和希(G):僕も前はポップパンクバンドをやっていたんですけど、実はその界隈でKazuyaは有名やったんですよ。僕も今出たKazuyaの前のバンドのCD持ってます。いい言い方すると、なんかカリスマ的存在で……。それもあって本当は仲良くなる前から知ってたんですよね。

--そうだったんですね。で!今度は岡Pさん。岡Pさんの加入の経緯は?

cubs(B):もともと和希がやってたバンドと岡PがやってたバンドとSunrise In My Attache Caseが仲よくて……。で、Sunrise In My Attache Caseのドラマーが、バンドがきへんくなって、僕ら2人(Kazuya とcubs)で“岡Pしかおらんやろ!”って(笑)。でも岡Pはもともとメタルをやってて、当時もBPM速めの曲をやってたから、断られたらどうしよう?って、ビクビクしてたんです。だから遠回しに“最近何してんの?”みたいなのをLINEして“じゃ、一回飲みに行きましょうよ!”ってジャブを打ったら、岡P も“実はSunrise In My Attache Case入りたいと思ってた”という感じです。

岡P(D):当時、Sunrise In My Attache Caseがゆっくりな活動をしてたんで“ゆっくりバンドがしたいな。Sunrise In My Attache Caseは音楽もカッコええし、ドラム辞めへんかな”って密かに思ってました(笑)。

一同:(笑)。

岡P(D):そしたらcubsからちょいちょい連絡が来るから、もしかしてこれワンチャンあるんちゃう?って思って、“飲みに行きましょ!”って言うから“行く!行く!行く!”って(笑)。

--で、ドラムやらへんか?と……(笑)。

岡P(D):即決でしたね。

和希(G):しかもそこに俺もおったし(笑)。

Kazuya(Vo/G):全然関係ないのに一緒に飲みに来てたんです。

和希(G):その時は違うバンドをやってて……。

cubs(B):まさか、目の前で新加入の話になるっていう(笑)。

和希(G):さらに、1年後に自分が加入することになるっていう(笑)。

--Kazuyaさんの音楽性にみんながひかれて、集まるべくして集まったんですね。

Kazuya(Vo/G):うれしいですね。前のバンドの音楽は“早過ぎて”売れへんやろうなとは思ってたけど、今はそれをやっててよかったなって思います。

--そして、Sunrise In My Attache Caseは拠点が奈良。僕も出身が奈良なんでわかるんですけど、(大阪府と奈良県の境にある)生駒トンネルを抜けたら全然空気が違う。奈良は落ち着くよね。

和希(G):岡P以外の3人が奈良に住んでます。ゆっくりしてるので落ち着きますよね。

--今後も拠点は奈良?

Kazuya(Vo/G):できたら、そうしたいですね。人ごみとかみんな苦手なんで。

--でも、東京行かなあかんってなったらどうするんですか(笑)?

Kazuya(Vo/G):辛いっすね(笑)。

cubs(B):空も狭いし。

和希(G):ビルも高いし。

cubs(B):常にプレッシャーを感じますよね。

--岡Pさんは奈良に住もうと思わないんですか?

岡P(D):全然!

一同:(笑)。

cubs(B):(奈良は)不便とか言うんですよ(笑)。

岡P(D):Kazuyaの家から最寄駅まで徒歩30分って……(笑)!

--でも、Sunrise In My Attache Caseの音楽は、奈良の空気感でないと紡げない音楽かもね。

Kazuya(Vo/G):そうですよね。

--だからぜひこれからも奈良で頑張ってほしいです。今日はありがとうございました!

4人:ありがとうございました!

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Sunrise In My Attache Case「Light The Fire」

Light The Fire

2018/07/04 RELEASE
DWRC-5 ¥ 1,944(税込)

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