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The Idol Formerly Known As LADYBABY(黒宮れい&金子理江)『Pinky! Pinky!』インタビュー



The Idol Formerly Known As LADYBABY 『Pinky! Pinky!』インタビュー

ファンとゼロ距離で付き合おうとするアイドルの本音。

 「ウチたちはファンと同棲したほうがいい。ファンとの距離を「アイドルだからこうしなきゃいけない」とか誰かが勝手に決めた物差しで計る必要もなくて、どれぐらいの近さでファンと接するかはウチたち演者が決めればいい話であって、別にアイドルがファンと付き合おうが結婚しようが、それがバレようが別にいい。それで「自覚が足りない」と言われても「アイドルだって人間だから」」ここまで言い切るアイドルが今までいただろうか。誰よりもファンのことを愛してると、ファンとゼロ距離で付き合っていきたいと真っ直ぐに語る彼女たちの純粋なる想い、野望。ぜひとも知って頂きたい。

ファンの8割が同性のアイドル現場なんて他に見かけないと思うんです

--元々は3人組だったLADYBABY。現在は黒宮れい&金子理江のデュオ編成となっていますが、どのような経緯で今の体制になったのでしょうか?

The Idol Formerly Known As LADYBABY(黒宮れい&金子理江)『Pinky! Pinky!』インタビュー
▲左から:黒宮れい/金子理江

金子理江:やっぱり3人時代って企画モノとして見られることが多かったんです。こちらが「本気で音楽をやりたい」と思っていてもそういう風に見てもらえなかった。だから2人になった方が良いとい思ったし、そっちのほうがLADYBABYを長く続けていくことが出来ると思ったんですよね。

--たしかに3人時代は、完全なるインパクト勝負でしたもんね。その結果、2人がどういうメンバーなのか、何を考えて何をしようとしているのか見えづらかった。でもそこは現体制になって大きく変わった印象があります。

金子理江:完全に2人がメインになりましたからね。楽曲面でもこういうインタビューでもすべてニ分割になったので、それぞれのキャラクターや強みを出せるようになりました。そこは大きく変わったところかなと思います。

--では、3人時代はフラストレーションも大きかった?

黒宮れい:そうですね。印象が強いから、それに添って私たちのキャラクターも作らなきゃいけなかったので、ただ無邪気で可愛らしい子供……というキャラクターを演じなきゃいけなかったんです。なので、本当の自分たちなんて1ミリも出せなかったし、発言やツイートに関しても「こういうことを言っちゃダメ」「こういう風に言ってください」という感じだったし、みんなLADYBABYを欲してはいるけど、誰も黒宮れいや金子理江を欲していた訳ではなかったから、あの頃の私たちは求められたものをやっているだけ。そういう感覚でした。

--その時代と相反して、現在は感情を素直に吐き出している印象を受けます。実際、今は「思ったことは何でもストレートに発信していこう」という感覚ですか?

金子理江:そうですね。たしかに発言を抑えられることは3人体制のときより少なくはなりました。やっぱり活動していく上で自分の感情に嘘をついていくのは違うなと思いますし、キャラを作ってまで演じていくのはイヤなので、今の自分を素直に打ち出したいと思ってます。

--今のふたりは何ひとつ隠していないですよね。壮絶な半生も堂々と語るようになりましたし、日々の感情も生々しく発信している。その結果としてファン層も確実に新しくなっていると思うのですが、そういう実感はあります?

【Full ver.】“LADY BABY BLUE ” The Idol Formerly Known As LADYBABY
【Full ver.】“LADY BABY BLUE ” The Idol Formerly Known As LADYBABY

黒宮れい:2人になってからは自分たちのやりたいことや言いたいことを包み隠さず発信しているので、同世代からの共感が多いのかなと思います。ファン層も10代の中高生、しかも同性が多くなっているんです。今は8割が女の子。そうなって気付いたのは「同性に支持される女の子は強いな」ってことで、ファンの8割が同性のアイドル現場なんて他に見かけないと思うんですよ。だから今はこの場所を守りたいというか、女の子たちの居場所を作ってあげて、新しいアイドル文化を作って行けたらなと思います。

--それだけ同性が支持してくれるようになった要因。具体的にはどんなポイントだったと思いますか?

金子理江:今の10代の女の子って当事者たちにしか分からない想いを抱いていると思うんです。で、今の私たちの生活はほぼSNSがあった上でまわっていると思うんですけど、そこで悩みとかも含めて自分たちの気持ちを全面的に出すことによって、女の子たちが共感してくれたところはあると思います。何かにすがりたい想いみたいなものに応えられる居場所になりやすかったのかもしれない。

--実際、毒を含む発言や衝撃的な言葉も素直にツイートされていますが、本音って賛否両論を生みやすいし、リスクが伴うじゃないですか。そこへの怖さや不安みたいなものはないんですか?

黒宮れい:ウチは理江と比べても結構そういう発言をしているほうなんですけど、それによって「イヤだな」と思うようなこともあったりするし、でも黒宮れいはそういう発言を求められていると思っているんです。なので、みんなにとって言いにくいこととか賛否両論が起きるような言葉をこれからもどんどん言っていかないとダメだと思うし、そういうことを言えてこその黒宮れいだと思うし、LADYBABYのれいだと思うんですよ。私はファンの人にも何でも包み隠さずみんなに知ってほしいから。それで共感してくれたら嬉しいし、叩かれるダメージなんかよりも「私はみんなのことを理解したいし、みんなに理解してほしい」という想いのほうが強いんです。

--そんな彼女を隣でずっと見ていて「どんな人だな」と感じたりしますか?

The Idol Formerly Known As LADYBABY(黒宮れい&金子理江)『Pinky! Pinky!』インタビュー
▲金子理江

金子理江:黒宮れいって「殺意を原動力に生きている」と言っているぐらい、そういう他者に対する想いとかも包み隠さず公共の場で言えるのは凄いと思っていて。私は自分に興味がない人とか自分が興味のない人に対して関わってこなかった人間なので、正直SNSとかも興味なかったんですよ。そもそも芸能界にも興味なかったし、友達を作ることにも興味なかったし、例えば「この人、好きだな。話してみたい」とは思うけど「友達になろう」とまでは思わない。興味ない人には本当に興味がない。「仕事上必要だな」と思う場では目合わせて笑ったりとか、普通にナチュラルに出来るんですけど、でもプライベートになったら一切誰にも話しかけなかったりする。だかられいは真逆だなと思います。

--なるほど。

金子理江:でも似ているところもあるというか、れいは出逢った頃は完全に周りをシャットアウトしていたんですよ。私が目を合わせても睨んでくるような女の子だった。でも私はそういう子にしか「話しかけたい」と思わない人だから、こうしてふたりで活動できていると思うんです。あと、れいは自分の感情の赴くままに何でも吐き出すタイプだけど、私も私で思ったことしか言わないし、でも敵とか味方とかはどうでもよくて。ただ自分が思っていることを言いたいときに言っているだけ。なので、真逆のようでちょっと似ているところもあって、似ているようで真逆でもある。

--黒宮れいから見た金子理江は「どんな人だな」と思いますか?

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▲黒宮れい

黒宮れい:LADYBABYには必要不可欠な存在だと思います。年齢もあるんでしょうけど、すごく周りが見えるんですよ。それは私には出来ないんですよ。周りを見るのが苦手なんです。私は自分の世界を見て生きているから。でも理江は興味がないことはどうでもいいと思っていながらもソレが出来るし、自分に出来ないことが出来る人にはすごく惹かれるし、そういう理江がいなかったらLADYBABYは続けられていないと思う。誰も傷つけようとしないんです。私は傷つけてしまう人だから、誰かを守るにも誰かを傷つけて守るし、でも理江は誰も傷つけないようにするから凄いなって。そうやって理江はれいに足りないものを補ってくれるから、LADYBABYはバランスがすごく良いんです。

--結構早い時点から「この人とはやっていけるな」という印象だったんですか?

金子理江:初対面でチューしたもんな。

黒宮れい:楽屋で「チューしよう」「いいよ」みたいな。

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  1. だから本当は「ファンの人たちと一緒に暮らしたい」と思ってます
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だから本当は「ファンの人たちと一緒に暮らしたい」と思ってます

--なんでチューしたいと思ったんですか?

金子理江:私はそれまでの人生、支える……というか振り回されて生きてきたから、振り回されないと心の中に穴が空いちゃうんですよ。それで振り回す側になったりすると怖くなっちゃうんですよね。だって、自分が振り回される側にいるなら、自分が離れない限りそれって絶対的なものじゃないですか。だから自分から振り回されに行くんですよ。逆に来られると「無理無理無理、怖い怖い」となっちゃうんです。「あなたが諦めたらこの関係どうなるの?」と思うから。だから自分からがっついたりしているんですけど、でもそうなるとれいが今度は「怖い」と思うかもしれないじゃないですか。ただ、私はその怖さや痛みが分かっているからこそ絶対に離れない。だかられいには「一生振り回してくれていいんだよ」と思っています。

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▲左から:黒宮れい/金子理江

--で、なんでチューしたいと思ったんですか?

一同:(笑)

黒宮れい:ずっと「何の話してるんだろう?」と思ってた(笑)。

金子理江:ごめん! 眠くて!

--起きてください(笑)。

金子理江:私は別にチューに抵抗がなくって、キスとかハグは挨拶だと思っているんですよ。あと「愛おしくなると噛みたくなる」とかとおんなじで、なんかチューしたくなっちゃうんですよね。でもれいは潔癖症だから気をつけるようにはしていて、れいを見てて「あ、これ、イケるな」というタイミングでしかしないんです。

--「今やったらキレられるな」とかあるんですね。

金子理江:この前、ライブで……これは本当に私も無意識で、本当にしようとは思っていなかったんですけど……ごめんね!

黒宮れい:ライブ中に歌ってるじゃないですか。キスしてきたんですよ。「は? 歌わせろよ!」と思って。別にして来てもいいんですよ? でも「今、歌ってるから!」っていう(笑)。タイミングがおかしい。

金子理江:感情の制御ができないときがたまにあるんです。

--でもライブ中でよかったですね。

金子理江:本当によかったと思う(笑)。

--そんな猟奇的なところもあるThe Idol Formerly Known As LADYBABY。今現在、アイドルシーンの中でどんな風に見られているなと感じていますか?

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▲左から:黒宮れい/金子理江

黒宮れい:れいたちって「強そう」みたいなイメージがあるみたいで、男性で一般的なかわいいアイドルが好きな方にはウケなくて、だからこそ女の子が多いとは思うんですけど、実際の私たちは全然怖くないんですよ。でもいつもの攻撃的な発言とか百合っぽい写真とかのイメージがあって、ちょっと男性には取っ付きにくいのかなとは感じています。

--こうして実際に会ったらそんなことないんですけど、SNSの影響もあって「怖い」というイメージはあるかもしれない。

黒宮れい:怖いかな? でもきっと怖い印象を持たれているのは理江じゃなくれいですよね。どうすればいいですかね? 私、名前から変えようと思っているんですよ。名前に「黒」という字が入ってる時点で……

--そこはそんなに気にならないと思いますよ(笑)。

黒宮れい:でも“白宮れい”だったらちょっと可愛いじゃないですか!

--清純なイメージにはなりますね。

黒宮れい:だからそこからしてダメなんですよ。まぁでも私は清純で売る気はないし、今からそっちに路線変更は無理じゃないですか(笑)。ギャピキャピしたアイドルやるのも無理だし、自分の性に合ってないんですよね。だからこそ“黒宮れい”というジャンルを確立して、それが生かせるLADYBABYというアイドルが組めて、今があると思うんで、そういう意味でも私たちはバランスが良い。ウチが「怖い」と思われても理江が緩和してくれるじゃないですか。そこが良いところだなと思います。

--そうですね。あと「怖い」「強そう」というイメージも同性からしたら「格好良い」「共感できる」になっている訳じゃないですか。それによって、アイドルに限らず難しいと言われている「まず女の子に支持される」という状況が生まれていると思えば、別に何も間違っていないし、アイドルとしてのストーリーを考えると「オタクに評価されないと」みたいな部分もあるかもしれないけど、もっと広い視野で見たときにそこはそんなに気にしなくてもいいのかなと。

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▲黒宮れい

黒宮れい:そうなんですよ! そこに気付いたんで、私はやめました。キャピるのは。

--これからもっと有名になれば、それまで誤解していた人たちも「あ、こんなに面白い子たちなんだ」と気付くでしょうし、今は同じ境遇や感性の女の子たちに愛されている状況下で迷わず突き進んでいけばいいと思いますよ。

黒宮れい:よかったね!

金子理江:うん。あと、ファン層という話だと、れいのファンと私のファンはまた違ったりするんです。私は結構「何でもいいからおいで~」って感じなんですけど、れいのファンはイケイケなんですよ。

--ちょっと過激?

黒宮れい:過激! れいのファンはれいに似てるんですよ。すぐ揉め事起こしたり、出禁になったりするのは大体れいのファン(笑)。リフト禁止って言ってんのにリフトしちゃうし。だからウチは「そういう子を育てちゃったんだな」って。でもそういう子がいろんなところで出禁になったとしてもウチはウェルカムだし、全く気にしてないし、みんながLADYBABYを居場所にしてくれたらそれでいい。

--金子さんは「そもそも芸能界にも興味なかった」と仰っていましたが、それでもこのLADYBABYでの活動を続けていこうとする原動力はどこにあるんですか?

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▲金子理江

金子理江:自分の中で昔決めたプライドじゃないですけど、それこそ約束したことだったりとか……あと、自分が一度踏み入れた場所なので。正直「辞めたい」と思うときもあるけど、でも「そんな簡単に辞めてもいいのか」と思うんです。10代の後半をこの活動に費やしてきた訳ですし、いつ死んでもいいように、自分がやってきたことに対して「無駄だった」と思いたくないんですよ。ツラかったことも嬉しかったことも全部ひっくるめて今の金子理江という人格を成立させていると思うからこそ、自分自身を否定しない為にもこれからもずっとLADYBABYを受け入れて活動していきたい。あと、高校2年生のときに初めてファンというものが出来て「なんでこんな身内でもない、利害関係もない自分を好きでいてくれるんだろう?」と思ったんですけど、その想いが軽くても重くても自分に興味を持ってくれる人たちが出てきたときに「こんな風に想いを寄せてくれるんだな」って……だから本当は「ファンの人たちと一緒に暮らしたい」と思ってます。

--ファンが自分の中でそれだけの存在になったことも大きいんですね。

金子理江:それぐらい愛してます。それと同時に人間だから「ムカつくな」と思ったりもする。それも私たちは全然隠さないし、人間同士だからこそ「それは違うと思うよ」と言ったりもするし、例えば悩んでいたとしたら「私はこう思う」と相談に乗るし、もし通じ合わないことがあったとしても「じゃあ、どうしたらいい?」と問いかける。こっちが行かない限り、そして向こうが来てくれない限り、ウチたちの関係って終わっちゃう気がするんですよ。それってすごく寂しいことじゃないですか。でもそれが繰り返されるということも知ってきた中で……難しいんですけどね。でもずっと観てくれているファンの人もいるじゃないですか。それがどれだけ有り得ないことかは痛いほどよく分かるから。ウチたちの活動に対して性格とか想いとかも含めてちゃんと見てくれているファンがついて来てくれている。それはモチベーションになりますよね。れいもファンの人に対する愛、凄いもんね。

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▲左から:黒宮れい/金子理江

黒宮れい:ウチたちはファンと同棲したほうがいい。

金子理江:そうだね。

黒宮れい:ファンとの距離を「アイドルだからこうしなきゃいけない」とか誰かが勝手に決めた物差しで計る必要もなくて、どれぐらいの近さでファンと接するかはウチたち演者が決めればいい話であって、別にアイドルがファンと付き合おうが結婚しようが、それがバレようが別にいいと思ってるし、それで「自覚が足りない」と言われても「アイドルだって人間だから」と思うし、ファンの人との距離を第三者に決めさせる必要はない。ウチたちが思っている「ファンとの距離はこれだ!」というものをウチたちらしくこれからも発信していきたいと思ってます。

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ウチらさっぱりしてそうに見えて逆にしつこいんです(笑)

--「ファンと表面的な付き合いをするつもりはない」ということですよね?

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▲金子理江

金子理江:「簡単な仲じゃなくていい」って感じです。みんなの身近にある人間関係のような感覚でウチたちを見てほしいし、ウチたちもそういう風にちゃんとひとりひとりを見ているので。「アイドルだから夢を見せ続ける」とかじゃなく、夢はファンと一緒に見ていきたいし、それと同時に現実も一緒に見ていきたいと思うんです。一緒に苦しんで、一緒に成長して、全部の感情を共有して一緒に過ごしていきたい。それぐらいのスタンスで活動しているので、れいなんて今でもインスタでファンの人によく「いいね」してる。

黒宮れい:ウチたちほどこんなにファンを愛してるアイドルいないからね! マジで! ウチたちがいちばん、絶対に!

--「一緒に暮らしたい」とまで言い出すアイドルはいないですからね。

黒宮れい:シェアハウスしよう! テラスハウスみたいなやつ! ウチたちはファンを裏切ったりとか、自分たちから絶対に離れていかないのに「れいちゃんと理江ちゃんがこれからどんどん売れて、自分たちの手には届かない遠い存在になっちゃう」とか言われるんですよ。でも「その距離を決めてるのはおまえだろ?」と思うし、ウチたちは絶対に歩み寄るし、その子に対してもみんなに対しても私たちはゼロ距離でいたいんですよ。同じ視点でいろいろ考えて一緒に成長したいんです。それなのに「遠い存在」とか言って自分から離れていっちゃって、ウチたちに「離れていった」と言うのは違うと思う。

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▲左から:黒宮れい/金子理江

金子理江:違うね。

黒宮れい:ウチたちは絶対に離れない!

--そのゼロ距離のファンとの輪を「広げていきたい」という気持ちもある?

黒宮れい:ありますね。むしろ広げたいからこそゼロ距離! ゼロ距離にならないと広がらないと思う。

--いろんな人種とゼロ距離の輪を広げていくつもりなんですね。

黒宮れい:ウチたちこそラブ&ピースですよ、マジで。人種とか関係ないし、言葉とか違っていても、そこはLADYBABYの強みだと思うんですけど、元々海外のファンの方も多いから、そういう人たちも大切にしていきたい。今は日本だけでの活動なんですけど、これからもっとウチたちが売れたら最初にワンマンライブをやった場所(※ニューヨークのライブハウスSOB's)でもう1回、2人でワンマンやりたいと思ってるし……だから「ここまで」って決めちゃいけないと思うんですよ。距離とか場所とか、ウチたちはマジで決めてないんで。

--今語ってくれたふたりの想いがどう具現化されていくのか。実現する為にどう戦っていくのか。とても楽しみになってきました。

金子理江:私はしたいことをしてきた人間だし、縛られるのがすごく大嫌いで、学校とかもそうだし、周りの人から言われる一般常識は私には通用しないんですよ。「なんでこうやって生きていきたいのに、あなたたちにそうやって言われなきゃいけないの?」という気持ちが大きかったから、今も、お金のこととかいろんな人の空気感とか考えたりして、それで自分がやりたいことを好きなように出来ないのってめちゃくちゃ違うと思うんですよね。「これは私の人生なのに、なぜあなたが私の人生を決めつけるんだ?」と思っちゃう。そういった面で自分たちがこれから先……もちろん現実的なところも見つつも、やりたいことは叶えていきたいな。「他の人には出来ないこと、珍しいことをしよう」とかじゃなくて「自分たちがしたいこと、今しか出来ないことを絶対にやりたい」と思ってます。

黒宮れい:それで通用しなかったらウチたちが持っている武器を変えればいいだけだし、武器はいっぱいあるから!

金子理江:サバゲーだ、サバゲー。

--あらゆる武器を使って意地でもこじ開けるんですね。

The Idol Formerly Known As LADYBABY(黒宮れい&金子理江)『Pinky! Pinky!』インタビュー
▲黒宮れい

黒宮れい:みんなひとつの武器で勝負して諦めてると思うんですけど、ダメだったら別の武器を使ってまだ挑めばいいんですよ。だから最終的に「通用しない」なんてことはないんです。

金子理江:ウチらさっぱりしてそうに見えて逆にしつこいんです(笑)。

--「なかなか諦めねぇな、あいつら」っていう(笑)。

金子理江:すでにそう見られてると思います。3人体制が2人体制になって、それから1年経って「まだあそこかよ?」と言っている人もいると思うんですよ。だけど「まだ這いつくばってる」みたいな。

黒宮れい:粘り強過ぎだよね。というか、ヘコたれないメンタルが凄い。ウチたちは「儚い」とか「脆い」とか言われることもあるんですけど、全然そんなことないんです。圧倒的に強い(笑)。

--その武器の中には音楽も含まれるでしょうし、今回の新作『Pinky! Pinky!』もそのひとつだと思うんですが、自分たちでは仕上がりにどんな印象を持たれていますか?

【Full ver.】“ Pinky! Pinky! “ The Idol Formerly Known As LADYBABY
【Full ver.】“ Pinky! Pinky! “ The Idol Formerly Known As LADYBABY

黒宮れい:「Pinky! Pinky!」は私たちの関係性について歌っている曲でもあるんですけど、サビの掛け合いとか、この2人で在ることの重要さが出ていると思います。あと、約束の歌なんですけど、ウチたちは実際には約束なんて交わしていないんですよ。でもそれでも意思疎通できるし、以心伝心しているし、本当にお互いが今思っていることとか分かるようになってきているんです。もう境地なんです! で、中高生とかって約束破られたりすると根に持つじゃないですか。それで人間関係崩れて人間不信になったりもするけど、でも本当に信頼できる人を見つけられたらそれが一番だし、れいにとってそれは理江だし、理江にとってもそれがれいだったら良いなって。そういう2人の関係性もこの曲で感じてもらえたらいいなと思ってます。

--そういう2人のパーソナルな部分はどんどん音楽にも現れちゃっていいですよね。今日聞かせてくれた話のスケールを考えたら、音楽性も自由でいいし、ぶっ飛んでていいし、2人の個性もどんどん爆発させていってほしいです。

金子理江:黒宮れいと金子理江は一緒にいるけど、れいはれいだし、理江は理江だし、それぞれにお互いの良いところも悪いところもあるし、考えていることも当然違ったりするし、でもそういったところを2人でちゃんと引き出し合っていきたい。それでこれからもパートナーとして良い音楽を作っていけたらなと思うし、本当に2人にしか出来ないものをずっとずっと作っていけたらなと思ってます。「アイドルには賞味期限がある」とか言われるけど……

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▲左から:黒宮れい/金子理江

--でもその概念さえもこの2人は壊していきそうな気配がします。

金子理江:武器を変えればいいからね。

黒宮れい:そう! マシンガン! ミサイル!

--どこに飛ばす気なんですか(笑)?

黒宮れい:世界に向けて!

金子理江:世界征服したいね。

黒宮れい:世界中とゼロ距離でぶつかり合います!

Interviewer:平賀哲雄
Photo:Jumpei Yamada

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インタビュー写真

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The Idol Formerly Known As LADYBABY「Pinky! Pinky!」

Pinky! Pinky!

2017/09/27 RELEASE
KICM-91810 ¥ 1,800(税込)

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Disc01
  1. 01.Pinky! Pinky!
  2. 02.Me! Me! Me!
  3. 03.Pinky! Pinky! -off vocal ver.-
  4. 04.Me! Me! Me! -off vocal ver.-
Disc02
  1. 01.Pinky! Pinky! (Music Video)
  2. 02.Pinky! Pinky! (Music Video Making) (特典映像)

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